相模原市緑区の豊かな森林(里山)をビジネスの視点で学び、森林の可能性を体感する講座を実施しました。
日本は国土の7割が森林。相模原市も64%が森林で、そのうち94%は旧津久井地域(津久井、相模湖、藤野)ですが、なかなか手入れが行き届かないのが現状です。
この講座は、これまでの林業には適さない広葉樹林をフィールドに、森林に関わりを持つ人の増加(担い手の創出・育成)と、広葉樹や森林空間を活用したビジネスの創出を目的とし、さがみはら市より委託を受け、ヘリテッジキーパーが企画運営を行いました。
森林やコミュニティビジネスの知識を座学で押さえつつ、中山間地域の広葉樹に関する事業所をバスツアーで見学・体験。また、つちざわの森では間伐や造材体験、グリーンウッドワーク、森林浴やマウンテンバイク、広葉樹のアクセサリー作りなど、様々な体験が満載の講座となりました。
第1回講座 森林概論
第1回講座 森侖舎 グリーンウッドワーク
第2回講座 (有)サトウ草木 薪割機の見学
第2回講座 一般社団法人MORIMO 見学
第3回講座 ヘリテッジキーパー 森林浴体験
第3回 ヘリテッジキーパー マウンテンバイク体験会
第4回講座 NPO法人 自遊クラブ 間伐・造材体験
第5回講座 広葉樹のキーリング作り
第5回講座 公益財団法人相模原産業振興財団 コミュニティビジネス講座
受講者の皆さんは森林やコミュニティビジネスに関心があり、毎回とても熱心に参加され、回を重ねる事に森林愛も増している様子でした。受講者同士の距離も縮まり、最終回はなんとも寂しい気持ちになりましたが、皆さんから、今後もつちざわの森などの森林に関わっていきたいというお声をいただき、企画・運営という貴重な出会いをいただけたことに感謝の思いでいっぱいです。
受講いただいた10名の皆さま、お世話になりました関係機関の皆さま、ありがとうございました!
森林に関心がある皆さま、次回があれば?!、ぜひ、ご参加ください。